「ミルキー」は、静岡県裾野市にある富士裾野工場で作られています。富士裾野工場は、1990年より操業を開始し、ミルキーのほかに、ホームパイなどを製造しています。
ここでは、「ママの味」ミルキーができるまでをご紹介します。ミルキーは「おかあさんの愛情や母乳のなつかしさ」を感じさせるお菓子を作りたいという創業者の夢からさまざまな研究を重ねて、1951年に発売されました。
ミルキーができるまで
1調合・煮詰
練乳と砂糖・水アメを混ぜ合わせ、ミルキーのもとになるシロップを作ります。クッカーという機械に入れて、水分を調整し、ちょうど良い硬さになるように煮詰めていきます。
2冷却・引飴
煮上ったら、薄くのばして冷やしていきます。のばしながらよく練ることで、真っ白でコクがあるミルキーになります。
3成型
のばしたアメを機械に通し、1粒ずつにカットします。
4冷却
コロコロ転がりながら、おなじみのミルキーの丸い形になっていきます。
5検査
金属検出機・X線検出機を使って、金属など異物が入っていないかをチェックします。
6個包装
1個1個包み紙に包装します。機械で、1分間に約900個のミルキーを包みます。
7検査
包装不良がないかなど、検査員がきちんとチェックします。
8包装
ペコちゃんの顔が印刷された袋や箱に機械でどんどんミルキーが詰められていきます。
9出荷
ダンボールに詰めた後、トラックに積まれて、皆様の町に運ばれていきます。