

皆様より寄せられた「家族の絆」をテーマにした「川柳」を、ご紹介しています。
さまざまな作品が寄せられた中、今回は以下の10作品をご紹介させていただきます。
限られた文字数の中で表現される、家族への想いが綴られた作品、ジンとくる心温まる作品、思わずクスリと笑ってしまうような作品などが満載ですので、ぜひご覧ください。
応募期間:2016年9月26日〜2016年10月24日

我が家は小さな造園業を営んでいます。造園業は外での作業がほとんどで、常に危険を伴う仕事です。日暮れが早い冬場は早く帰ってきますが、日の長い時期は朝早くから夜遅くまで長時間労働になります。
現場でのうっかり事故や、行きかえりの交通事故・・・毎日気になります。朝送り出して夕方『ただいま』という職人さんや家族の声を聴くと本当に安心します。

落ち込んでいると、母は黙って私の好物を夕食時に出してエールを送ってくれる。

初孫の為に子供椅子を用意しました。

離れていても毎日そばで話しているようなあたたかさを感じます。

子育てに疲れていても、寝ながら笑っている息子の笑い声を聞くと疲れが吹っ飛び癒される日常をつづりました。

孫が遊びに来たので縁側につるした柿をもぎって二人で食べる。目を細めて孫を見ている嬉しそうなおばあちゃん。

自分が子供を産むまでは親の心配がとてもうざったく感じていました。しかし、子供を産んで、親の有り難さや、心配からの口うるささが愛の証拠だったんだなと気付きました。

家族もだんだん年を取り、母を施設にお願いすることになりました。長生きは家族の願いです。励ましたり、褒めたり明日を楽しく生きるように家族全員で頑張っています。

お父さんの柔らかくて気持ちのいいお腹を枕にすると気持ちよしぎて、すぐに眠ってしまうことがあります。

母のおせっかいは面倒くさいと感じることは多いけれど温かみのあるものだと思います。