

皆様より寄せられた「元気の源」をテーマにした「川柳」を、ご紹介しています。
さまざまな作品が寄せられた中、今回は以下の10作品をご紹介させていただきます。
限られた文字数の中で表現される、「思わず微笑んでしまうようなほっこりと温かい作品」や「ニヤリとさせられるシュールな作品」、「爆笑間違いなしのとにかく面白い作品」など、皆様からの心温まる作品が満載ですので、ぜひご覧ください。
応募期間:2021年12月24日~2022年1月24日

感染症対策で、ご年配方は籠りがちですが、私は冬場も5時起床で毎日歩いています。
先輩諸氏が沢山おられ、私は未だ古希、頑張らねばと痛感し、昔の寒稽古のつもりで精進努力して充実の日々を送っております。

寝る前にいつも「今日は誰がママと寝るの」と子供たちが言ってる様子を句にしました。取り合いになるぐらいママを好きでいてくれることに幸せを感じる毎日です。

料理をした事のない祖父が、定年後お弁当を作ってくれました。不格好なたまご焼き、不揃いなおむすびや焼き鮭、どれも美味しかったですし、嬉しい。

地元で採れた野菜の販売所が近くにあってよく利用します。今の季節は鍋物にネギは欠かせません。安くておいしい鍋を囲むと心も温まり元気がでます。

お茶を淹れて家族で飲む時間が、心がほっとして私の元気の源です。

息子がクレヨンで描いた絵を見ながら、この子が突き進む未来そのものが自分の夢だと思い、詠みました。

川の字で家族で寝ていても、子供が寝返りを打ち、いつの間にか川の字がいろんな形に変わります。三角形になっていたり、朝起きると最後は横になって三の字になったりしています。そんな元気な子供が大好きです。いつもごろごろごろごろ動きながら寝ます。こちらも一緒にごろごろ動かされたり、、。毎日いろんなかたちになります。

1人暮らしを始めて実家に帰省した際に、鍋を囲みながら掛けられた言葉。帰るたびに、「食べてるか」は定型文の様に毎回聞かれる言葉。この年になっても、心配してくれて感謝している。自立をして、自分の足で歩いて行こうと決意を改めさせられる、背中を押してくれる言葉。

昭和前半の写真は白黒。若い頃の父母や祖父母が生き生きと写真の中に生きている様子を時折懐かしく見て、元気を貰っています。

私の家には今年で6歳になる猫がいます。子猫のときから、詳しくいえば生まれた瞬間から飼っているのでとっても懐いてくれています。私が部活で疲れて帰宅すると猫が仰向けになってお腹を見せびらかしてきます。猫がお腹を見せるということは安心していて信用している時だと言われています。私はこの瞬間に猫に愛されていることを感じ、1日頑張って良かった!と思います。これが私の毎日の元気の源です。