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海外旅行を通して見た世界と日本の文化に関する調査レポート 2021年8月調査
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    日本の各地域の人々の暮らし 第11回 民謡・伝統芸能など 2021年2月更新

     このコンテンツでは、不二家ファミリー文化研究所が独自に行った、さまざまなアンケート調査の結果を、毎月皆さんにお届けしています。
     今回不二家ファミリー文化研究所が行ったのは、30代〜50代の既婚女性200名※を対象とした「日本の各地域の人々の暮らし」に関するアンケート。みなさんが過ごした地域の特色や暮らしから見える日本に暮らす人々の「習慣」や「文化」などを調査結果とともに紹介していきます。
     第11回は、「民謡・伝統芸能など」です。
    ※200名:地元(3歳〜18歳まで過ごした地域)47都道府県から4〜5人

    Q1地元の民謡や伝統芸能などを知っていますか? 円グラフ

     はじめに、地元の民謡や伝統芸能などを知っているか聞いてみたところ、35%の方が「はい」、4%の方が「名称はわからないが知っている」と回答しました。
     また、知っていると回答した方のうち、実際に体験したことがある方は76%でした。
     地元の民謡や伝統芸能などの名前やエピソードについて具体的に伺いましたので、一部紹介します。

    Q2地元の民謡や伝統芸能などを教えてください。 枠

    ※()内 回答者の地元/年齢

    【北海道・東北地方】
    ・大漁踊り。小さい時にパレードや盆踊りで参加した。(宮城/33歳)
    ・さんさ踊り。盆踊りで必ず踊った。(岩手/49歳)
    ・花笠踊り。お祭りで見たことがあるが、踊ったことはないです。(山形/33歳)
    【関東地方】
    ・かっぱ音頭。土浦キララまつりで踊りを競うのですが、中学生の時に学校メンバーとして参加し、先生や他の生徒達と化粧をして踊りました。(茨城/35歳)
    ・関城音頭。夏休み中に行われる盆踊り大会に友人と浴衣を着て参加し、踊りの輪に加わった。関城音頭は好きなメロディと踊りなので、イントロがかかるとワクワクして嬉しくなる。(茨城/41歳)
    ・菅の獅子舞。小学校の時に横笛をやった。息子は保育園で舞を教わっている。(神奈川/37歳)
    【北陸・中部地方】
    ・長岡甚句。子どもの時に運動会や地域の祭りで踊った。就職後も会社の浴衣を着て民謡流しで踊った。(新潟/47歳)
    ・佐渡おけさ。小学校入学と共に、体育の時間に習う。(新潟/43歳)
    ・佐渡おけさ。中学か高校で教わったことがあるが、難しくて今ではもう踊れない。(新潟/47歳)
    ・三国節、三国音頭。運動会で毎年踊ります。(福井/41歳)
    ・大垣音頭。事前に練習して、毎年町内の盆踊りで踊っている。(岐阜/49歳)
    ・港かっぽれ。幼稚園の時からずっと、踊りの練習があります。(静岡/31歳)
    【近畿地方】
    ・鈴鹿踊り。小学校の運動会や盆踊りのために練習した記憶があるが今は踊れません。忘れてしまいました。(三重/49歳)
    ・尾鷲節。運動会や祭りで必ず踊った。(三重/49歳)
    ・東浦音頭。小学校、中学校の運動会や、町民体育祭で踊った。和太鼓を習っていたので、その音頭に合わせてよく演奏していた。(兵庫/30歳)
    【中国・四国地方】
    ・米子音頭。小学校の運動会は毎年かならず踊る。(鳥取/40歳)
    ・おろち太鼓。みんなで練習して、町中を練り歩いた。(島根/48歳)
    ・平家踊り。小学校の運動会で踊った。また、自治会の祭りなどでも踊る。(山口/47歳)
    ・阿波おどり。小学校の授業で教わり、大学の連で踊った。(徳島/48歳)
    ・宿毛音頭。小学5年生が運動会で踊りを披露するのが恒例だった。祭りの時によさこいのように、鳴子を持って踊るのも恒例。(高知/43歳)
    【九州・沖縄地方】
    ・おてもやん。職場でみんなで踊った。また、盆踊りでは定番だったので、近所の公園で行われる夏祭りでも踊った。(熊本/49歳)
    ・別府音頭。運動会では必ず別府音頭。地区の盆踊りも別府音頭。学校でも地区の公民館でも練習させられて、体に覚えさせられる。(大分/49歳)
    ・チキリンばやし。地区の祭りで踊った。子どもの幼稚園でも踊った。(大分/38歳)
    ・枕崎音頭。きばらんかいの踊り連で踊ったり、小学校、中学校の運動会で全員で踊った。(鹿児島/33歳)
    ・エイサー。小学校の発表会のために覚えて踊った。(沖縄/35歳)

    枠

     具体的な体験談を聞いてみたところ、幼稚園や学校で教わり運動会や発表会などで披露したという回答が多く見受けられました。ほかに、地域の自治体や職場で参加したという回答も複数ありました。

     続いて、地元以外の民謡や伝統芸能などの体験についても聞いてみましたのでご紹介します。

    Q3他の地域の民謡や伝統芸能などを体験したことはありますか? 円グラフ 枠

    ※()内 回答者の地元/年齢

    ・小学校で毎年、こきりこ節、ソーラン節、御神楽、花笠音頭など、学年ごとに違う踊りを踊っていた。6年生の時の御神楽はとても難しかった。(千葉/45歳)
    ・小学校低学年の運動会で、ソーラン節、花笠音頭、傘踊りを踊った。(山梨/32歳)
    ・炭坑節は毎年町内の盆踊りで踊っている。(岐阜/49歳)
    ・小学校の運動会でソーラン節を踊った。最近の運動会では南中ソーランをよく見る。(山口/47歳)
    ・運動会でゆっくりテンポのソーラン節を踊った。(山口/39歳)
    ・小学校6年の時にトランペット鼓隊で八木節を踊った。(愛媛/44歳)
    ・博多どんたくに行った時、総踊りを踊りました。(長崎/37歳)
    ・ねぶた。職場の若者の集まりで、全員で踊った。(熊本/49歳)
    ・炭坑節を地区の盆踊りで覚えて踊らされた。(富山/37歳)

    枠

     地元や居住地以外の民謡や芸能を体験したことがあるか聞いてみたところ、「はい」と回答した方は全体の6%に留まりました。日本全国に広まっている踊りは複数ありますが、実際に体験している方は少数派のようです。
     地域以外で体験されている民謡や芸能で圧倒的に多かったのは『ソーラン節』(北海道)で、主に小中学校の運動会などで踊られていました。「ヤーレンソーラン」という独特な囃し言葉が印象的な『ソーラン節』は、かつて北海道で盛んだったニシン漁で唄われた『鰊場作業唄』から派生した力強い踊りです。今はアップテンポにアレンジされた『南中ソーラン』も人気のようです。
     2位の『炭坑節』(福岡県)は、炭坑労働者の間で唄われていた『伊田場打選炭唄』が元になっています。「月が出た出た月が出た、ヨイヨイ」という唄は、多くの方が一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。こちらは、学校行事ではなく地域の盆踊りでなどで踊ることが多いようです。

     次に、日本の各地域の民謡や伝統文化についてどう思うか聞いてみました。

    Q4 日本の各地域の民謡や伝統芸能などについてどう思いますか? 円グラフ 枠

    ※()内 回答者の地元/現居住都道府県/年齢

    【良いと思う】
    ・大人になってみて、地域の文化である踊りを知っていて良かったと思った。(千葉/鹿児島/45歳)
    体に染みついているリズムは大人になっても何かしらの励みになるから、そのような文化を持っていた方が良い。(沖縄/沖縄/46歳)
    ・保育園や幼稚園から教えてもらえると、親子で一緒に学べて楽しめるのでとても良い。(神奈川/神奈川/37歳)
    地域の文化を学ぶ良いきっかけになると思う。(兵庫/大阪/30歳)
    ・普段接することがないので、学校で経験させてくれて良かった。(沖縄/沖縄/35歳)
    歴史があり、地域に愛着が湧くので良いと思います。嫁ぎ先にはそのような踊りがないので少し残念です。(新潟/新潟/47歳)
    【ずっと続いてほしい】
    ・後世に引き継いでいってほしいと思う。さまざまな年代の方が交流できる場がもっと増えると良い(愛知/千葉/48歳)
    ・時代や年代を超えて愛着が湧くような良い歌や踊りがあるのは素晴らしい。今後も受け継がれて行くよう、地域の努力や活動が必要とされていると思う。(茨城/茨城/41歳)
    ・伝承していく価値があるものだと思う。(兵庫/大阪/32歳)
    日本の文化だから残していく必要があると思う。(奈良/奈良/37歳)
    盆踊りで踊るのは楽しいから残していきたい。(静岡/静岡/31歳)
    【楽しい・面白い】
    ・子どもが学校で習ってきて意味などを教えてくれた時は「面白いなー」と思った。(秋田/秋田/40歳)
    お祭りで地域のみんなで踊ったり歌ったりできるのは楽しいと思う。(奈良/新潟/33歳)
    ・その土地独自の特色や特徴があって面白いと思う。自分も踊れば、その土地の方々との交流もしやすいのではと感じる。(三重/三重/49歳)
    ・見てるだけでも楽しいし大好きだが、なかなか参加する勇気が出ない。(千葉/新潟/43歳)
    【記憶に残る】
    今でも学校での振り付けは覚えているので、消えない思い出だと思う。(高知/高知/43歳)
    ・今でも聞くと懐かしく、地元を思い出すきっかけになる。(宮城/宮城/33歳)
    ・地元を離れて改めて踊ると、懐かしさを感じる。(広島/広島/43歳)
    【見たい・体験したい】
    ・ロックソーランを法被とハチマキで踊ってみたいです。すごくカッコ良くて憧れます。(群馬/群馬/48歳)
    ・阿波踊りも有名な四国の伝統芸能だと思いますが、まだ見たことがありません。いつか見てみたいと思います。(高知/高知/49歳)
    ・浅草サンバカーニバルに興味がある。(山形/茨城/33歳)
    ・自分は体験したことがないので、テレビで見たりすると羨ましい。(東京/栃木/48歳)
    【その他】
    ・小学校ではソーラン節を踊っていますが「別の踊りも取り入れてみたら良いのに」と思います。ほかにも伝えていくべき歌や踊りがあるのではないかと思います。(静岡/静岡/43歳)
    ・新しく開発された地域にはそういうものがないので、これから色々できると良いと思う。(茨城/石川/47歳)
    ・どこでも盆踊りは日光和楽音頭だと思っていた。(栃木/栃木/46歳)
    ・木崎音頭まつりが復活した時、地元の人がみんな踊れてびっくりした。(栃木/群馬/48歳)
    ・田舎ならではの風習って感じで、自分には関係ないと思っています。(埼玉/静岡/32歳)
    ・好きな人がやれば良い。強要しないでほしい。(鳥取/鳥取/42歳)
    あまり馴染みがない。(千葉/東京/48歳)
    何故踊るのか分からなかった。(山梨/山梨/32歳)

    枠

     日本の各地域の民謡や伝統文化について、「好印象」な回答37%、「とくにない」48%、「その他」15%でした。
     具体的な回答を見ると、「地域の文化である踊りを知っていて良かった」「今後も受け継がれていってほしい」「楽しい」「懐かしい」といった意見が集まっています。肯定的な意見を持っている方の多くは、幼い頃から民謡や芸能に親しんできたように見受けられましたが、なかには体験したことはなくても、ほかの地域の文化に興味を持ち「踊ってみたい」と回答した方もいました。
     一方で、「自分には関係がない」「踊る意味がわからない」と感じている方もいらっしゃいました。回答の中にもあるように、「馴染みがない」ものや自身の地域のものではない踊りを踊る場合など、なかなか親しみにくい面もあるようです。

     今回は「民謡・伝統芸能など」についての調査をお届けしました。
     地元の盆踊りなどはもちろん、「ソーラン節」、「よさこい」、「阿波踊り」のように地域の枠を越えて、日本各地で親しまれているものも含め、今回の調査では、積極的に参加している方は少数という印象を受けました。
     また、今回多く見受けられたのが、「学校行事の一環として体験した」という回答でした。昔から伝わる民謡や伝統芸能などに子どもの頃から触れることで自身が暮らす地域について知ること、また他の地域の文化に触れ日本の伝統に気づく機会をもつことで、より一層それぞれの地域に親しみを感じることができるのかもしれません。

     次回は「方言」についてお届けします。お楽しみに。